【基本情報】 学名：Portulacaria pygmaea（旧：Ceraria pygmaea） 科名：スベリヒユ科（Portulacaceae） 属名：ポーチュラカリア属（Portulacaria） 原産地：南アフリカ（ナマクアランドなど乾燥地帯） 成長型：夏型 ∞∞∞ 【特徴】 •塊根（コーデックス）：地下部が肥大し、養分や水分を蓄える器官として発達。独特の風貌で盆栽のように楽しめる。 •葉：小さな丸い肉厚の葉。水分を蓄える多肉質で、節ごとに密に付く。 •幹・枝：木質化して硬く、風格のある枝ぶり。成長は非常に遅い。 •花：成熟した株にはピンクがかった小花が咲くこともある（稀）。 ∞∞∞ 【育て方】 ■ 日照・置き場所 •日照：直射日光を好むが、真夏の強光には注意（遮光30%程度が理想）。 •室内育成：LED植物育成ライト（フルスペクトル）が有効。12時間程度照射が理想。 •風通し：風通しの良い場所を好む。高湿度環境は避ける。 ■ 温度管理 •生育適温：20〜30℃ •耐寒性：5℃以上を保つ。冬は室内で管理する。 •休眠期：冬季は水を控え、断水または月1回ほどにとどめる。 ■ 水やり •春〜秋（成長期）：表土が完全に乾いたら、たっぷり水やり。 •冬（休眠期）：断水気味に。根腐れに注意。 •塊根管理：塊根部分に水がかかると腐りやすいため、葉の周囲から与える。 ■ 用土 •水はけが良く、通気性に富んだ用土を使用。 •例：赤玉土（小粒）＋鹿沼土＋軽石＋くん炭などのブレンド。 •多肉植物用土にゼオライトやバーミキュライトを混ぜると根の健全化に◎。 ■ 肥料 •春〜秋に月1回程度、薄めた液肥を与える。 •肥料は控えめに。緩効性の置き肥も可（根に触れないよう注意）。 ∞∞∞ 【殖やし方】 •挿し木：枝をカットして発根させるが、非常に時間がかかる。 ⸻ 【注意点】 •成長が非常に遅いので、焦らずじっくり育てる姿勢が必要。 •根腐れを起こしやすいため、水やりと用土の管理が命。 ∞∞∞ 【おすすめの育成環境例（室内）】 •ライト：HaruDesign GL-T5 L530（鉢から15cm・12時間） •湿度：40〜60%（サーキュレーターで湿気をこもらせない） •水やり：春〜秋は月2〜3回、冬は月1回。 ∞∞∞ 【ご購入前に必ずご確認ください】 当店では、掲載写真の現物をお届けいたしますが、植物は生き物のため、以下の点をご理解・ご了承の上ご購入ください。 1. 植物のコンディションについて 　発送までに日数がかかる場合や、環境の変化により、お届け時に多少の葉の変色・しおれ・落葉が生じる場合があります。 2. 成長や季節変化による変化 　植物は日々成長・変化しています。季節や時間の経過により、葉の色合いや形に若干の変化が生じる場合があります。 3. 発送中のダメージについて 　丁寧な梱包を心がけておりますが、配送中の振動・衝撃・気温差などにより、葉折れ・葉落ち・土こぼれなどが起こる可能性があります。 4. 落葉・休眠について 　一部の植物は、環境の変化（輸送や設置場所の違い）によって一時的に葉を落とすことがあります。また、休眠期にあたる場合は葉がない状態でのお届けとなることもあります。 5. 到着後の管理について 　植物は輸送によるストレスを受けています。到着後すぐの植え替えや極端な環境変化（直射日光・エアコンの風・寒暖差など）は避け、1〜2週間はなるべく穏やかな環境で様子を見てください。 6. 病害虫や用土について 　発送前にチェックを行っておりますが、稀に土中や葉の裏に虫が潜んでいる場合があります。気になる方は防虫処理や植え替えをおすすめします。 7. 返品・交換について 　植物は生き物のため、原則として返品・交換は承っておりません。ただし、輸送中の破損や著しい傷みなどがあった場合は、到着後24時間以内に写真付きでご連絡ください。できる限り誠実に対応させていただきます。